地球侵略 ロサンゼルス大決戦
地球侵略 ロサンゼルス大決戦
異星人が襲来してきて、地球人がそれに対抗する。
その類の作品は今まで山のように作られてきました。
「インデペンデンスデイ」「スカイライン」「クローバーフィールド」などなど。
突出して作品の出来が良いというわけでもないのですが、似たようなジャンルの作品をいいところどりして、それなりに面白く仕上げていますね。
少なくとも、上映時間に退屈することはありません。
焦点は異星人に対抗する軍隊の奮闘。
しかし、その奮闘は集団に焦点をあててはおらず、完全に個のドラマに力点を置いています。
だから、単なる異星人との戦いだけに終始しないヒューマンな感動が随所にちりばめられていてその点は好印象でした。
特に後半のアーロン・エッカートがある軍人に己の想いを独白するシーンはなかなかじ〜んとさせてくれます。
言葉にかなりの重みを感じました。
また、この映画は異星人の襲来を描きながら、そこに多くの社会的メッセージが内包されています。
異星人襲来の理由が資源を奪うための戦争って。
何かどっかで聞いたようなフレーズです。
完全に、アメリカVS中東の構図をそこに見てしまうのは僕だけではないでしょう。
特にイラク戦争。
表向きは核廃絶を唄い、しかし裏の理由は石油の奪取。
しかし、イラクは核を持っていなかったのだからこのアメリカ軍の侵略は単なる侵略行為でしかありません。
すなわち、この映画で表現されている突然やってきた異星人はイコールでアメリカ人を表している。
最後は異星人の司令部が完全にやられてしまうわけですから、アメリカの推し進めてきた無下な戦争行為に、監督が嫌悪感を持っているのは間違いないでしょう。
とはいえ、露骨に社会派面した作品でもありませんので、デートには最適な映画なのかなとは思います。
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