キャプテン・アメリカ
キャプテン・アメリカ
マーベル・スタジオズ制作、ジョー・ジョンストンが監督したアメコミヒーローもの。
このシリーズでは恒例となった感もありますが、サミュエル・L・ジャクソンが最後に登場し、美味しい役どころをかっさらっていっています。
「マイティー・ソー」でも「アイアンマン」でも最後にサミュエルが登場していますが、これは何も無駄に登場しているわけではなく、ある作品の伏線としては極めて重要なシーンなのです。
その作品とは、2012年夏に公開予定の「アベンジャーズ」。
歴代マーベルヒーローが勢揃いし、憎っくき悪者を討伐する映画。
「キャプテン・アメリカ」がおそらく「アベンジャーズ」へと至る単独ヒーローもの作品としては、最後になるでしょう。
その「キャプテン・アメリカ」ですが、体はマッチョですが、実は何も特殊能力を有していない生粋の生身の人間です。
「アイアンマン」のように体をメタリックで覆っているわけではないし、「マイティー・ソー」のように神様というわけではない。
だから、一つ一つの攻撃がパワー任せ。
武器は盾で相手をなぎ倒したり、ブーメランのように盾を相手へ投げつけたり。
スピード感もなく、悪く言えば全体的にすごく地味です。
これは決して作品自体を面白くないと言っているわけではありません。
ただただ、僕は心配なのですよ。
来年公開される「アベンジャーズ」では、どう考えてもこの「キャプテン・アメリカ」が最も非力なヒーローとなるでしょう。
彼は果たして来年までに「マイティー・ソー」に匹敵するほどの超絶的ウェポンをゲットすることができるのでしょうか。
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