リベリオン

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リベリオン -反逆者- [DVD]
リベリオン


クリスチャン・ベールが今ほどには人気がなかった頃に制作された作品です。
マイナーな部類に入りますが、迫力も興奮の度合いもお金をかけたブロックバスター作品に負けず劣らずの素晴らしいスタイリッシュなアクションとなっていますので、凝った設定と、派手なドンパチが好きな方は間違いなく満足できる一品。
第三次世界大戦後の荒廃した世界。
人の感情こそが戦争へ至る大きな要素であると考えた都市国家リブリアの君主ファーザーは、感情を抑制するべくその薬を国民一人ひとりに注射すべしとの法を施工する。
機械のように日々を過ごす国民。
リブリア帝国の特殊捜査官であるジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)もその一人であったが、ある日暴動の鎮圧に出動した際に目にした絵画や音楽などの芸術品を前にして、薬で抑制されていた感情が徐々に目覚めていくのであった。

帝国側に属する冷酷な処刑人であったプレストンが感情に芽生えてからは、逆に反体制派へと舵を切ってストーリーに目を惹かれます。
目の色は輝きを取り戻し、身のこなしもどこか有機的で人間臭いものへ変化していく。

人は感情を持つことで、その価値観の違いにより争いをたびたび起こします。
しかし、そういったことも含め人の感情というものが、いかに必要不可欠なものであるかということをこの映画は主張しているような気がします。
冷酷だったプレストンの変化。
180℃ともいえるその変化がこの映画のテーマを如実にストレートに浮き立たせていて、非常にわかりやすい。

また、この作品に登場するガン=カタという戦闘術が素晴らしいです。
剣と銃を交互に使い分け、身体の動きをも攻守の攻防に利用するそのスタイルは非常にスタイリッシュで、見ていて思わずうっとりとしてしまいました。

そういえばこのガン=カタの動きを見ていたらあるゲームを思い出しました。
「デビル・メイ・クライ」
このゲームも銃と剣を使った戦闘殺法でしたが、役者の見た目はともかくとして、体の動きはまさに瓜二つです。
ぜひご覧ください。

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アクション映画の批評