マッハ
マッハ
CG全盛にあって、スタントなし、体一つで本格的かつ危険なアクションを魅せてくれる本作。
エンドクレジットで同時に流れるNG集では、その過酷な現場がありありと描かれています。
ティン(トニー・ジャー)の住む村に祭られていたオンバクと呼ばれる仏像の頭部が盗まれる。
村の守護神としての機能を持ち合わせたその仏像を取り戻すため、ティンはバンコクに向かい犯人を追跡する。
ストーリーは単純極まりないですね。
上の3行が全てで、それ以上でも以下でもありません。
しかし、それでもいいのです。
なぜなら、この映画はトニー・ジャーのアクロバティックな動きを堪能する映画だからです。
CGを使わない、ワイヤーを使わない、スタントを使わない、早回しを使わないというキャッチコピーが当時鮮烈でした。
しかし、その言葉どおり、炎に突入する姿、トゥクトゥクでの危険なカーチェイス、肘当たってんじゃないの?と思わせるリアル志向のバウト。
その全てが色々な意味でマジモノなのです。
その数々のアクションをこなすトニー・ジャーの躍動感溢れるしなやかな動きが本当に素晴らしい。
そのジャンプ力、そのスピード感、そのパワー。
共に全てが人間離れしていて、いとも簡単にこなしているかのように見せてくれます。
特に障害を避けるためにジャンプした時のその滞空時間の長いことといったら、本当に空を飛んでんじゃないの?という気にさせてくれます。
実際は演出上の工夫で多くの面でトニージャーの動きは飾られているのですが、しかし、生身の体で挑んでいることに変わりはなく、危険を顧みないその勇気は敬服に値します。
だから元々無名の名もなきスタントマンだったトニージャーがこの作品で、世界的に注目を集めたのは、必然といっていいでしょうね。
それだけ、この映画のアクションは素晴らしく切れているのです!
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