REDLINE
REDLINE
声優に木村拓哉、蒼井優が起用されたことで話題になった2010年公開のアニメ映画。
制作は「東京ゴッドファーザー」「サマーウォーズ」など数ある有名作品を仕上げてきたマッドハウスです。
勝利のためなら搭載した武器で相手のマシンを攻撃してもよい超危険なレース「REDLINE（レッドライン）」。
予選を勝ち抜いた猛者たちが、今年も自分の意地とプライドと命を賭けて開催地であるロボワールドへと向かう。
だが、ロボワールドの主はここでレースを開くことに寛容ではなく、暴力的な手段で彼らのレースを阻止せんがために行動する。
劇場では未見でしたが、できれば大きなスクリーンと優秀な音響で見たかったですね。
レースの臨場感たるや、半端有りません。
DVD鑑賞であっても、その迫力がひしひしと伝わってくる。
魅力的なのは、登場する車のバリエーションや搭載する武器はもちろん、何より、どのキャラも非常に立っていて見ていて最後まで飽きがきません。
悪徳警官のゴリラだったり、車と一体化する鉄男だったり、純正地球人のオタク面した二人組だったり。
彼らの言動や表情、行動は実に非現実的で浮世離れしていて、だからこそアニメでしか成しえない世界観が確立されているんですねぇ。
キムタクが担当したバリバリなリーゼントで固めた兄ちゃんもクールとホットが両立したかのようなインパクトのあるキャラで感情移入させてくれます。
単にレースで優勝を競うわけではなく、何故か開催地に選ばれたロボワールド軍団が彼らのレースを邪魔するべく様々な兵器を駆使し、応戦するのは物語に厚みが出てて、良い感じでした。
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