生き残るための3つの取引
生き残るための3つの取引
韓国のタランティーノと言われているリュ・スンワンが監督した作品。
韓国では、約280万人を動員する大ヒットを記録したようですが、なるほど確かに、それもうなずけるほどに、物語は重厚で複雑。
しかし、それだけに血なまぐさいスリリングな人間模様を楽しめました。
殺人容疑者を誤って殺してしまった警察幹部は、その事実を揉み消すため、実力はあるも出世コースから外れた道にいるチョルギに「犯人をでっちあげろ」と命令する。
チョルギは、ヤクザに証拠作りを依頼して、偽の容疑者を創作するのだが、チョルギと反目する検事がその事実に気付く。
しょっぱなから、いろいろな名前が飛び交います。
この辺で取り残されると、後々話についていけなくなるので、集中して見てください。
しかし、日本でも検察のでっちあげが社会を騒然とさせましたが、お隣韓国でも、同様の下地はあるのですね。
映画という世界であっても、善人を悪人へと仕立て上げようとする思考パターンがあるということは、いつぞやそれが現実世界へと侵食し始めるかもしれない。
いやはや権力とは怖いものです。
触らぬ神にたたりなし、社会の隅に縮こまって、お上にへーこへーこらし、目の前にある幸せだけを追求する生き方が、ある意味よろしいのかもしれない。
そんなことを思った一作でした。
お得に映画を観る方法!
「Hulu(フールー)」は、月額たった980円で映画やドラマが見放題になるサービス。
月に何本も映画を観るなら、レンタルよりもダンゼンお得になっています。
マルチデバイス対応なので、パソコンはもちろん、スマートフォンからでも視聴可能。
今なら、無料お試し期間アリ。
▼▼▼▼▼ 詳細はこちら! ▼▼▼▼▼