ゲーム
ゲーム
デビッド・フィンチャーがマイケル・ダグラスを迎えて撮った作品です。
他にマイケル・ダグラスの弟役でショーン・ペンが出ていますね。
ホラーとサスペンスが見事に融合され、最後にはすべての設定を覆してくれる驚きの展開が待ち受けています。
仕事をする事でしか楽しみを感じないニコラス(マイケル・ダグラス)は弟のコンラッド(ショーン・ペン)から誕生日祝いとしてCRSという会社が提供するゲームへの招待状を譲り受ける。
軽い気持ちで始めたそのゲームは、徐々に度を越えたものになっていき、果てはニコラスの命までをも危険にさらすものとなっていくのだが・・・。
家に不気味な人形が贈られてきたり、乗っていたタクシーがニコラスもろとも海へとダイブしたり、いきなり銃撃されたりと不条理な出来事がニコラスの近辺で起こります。
ゲームをプレイするとはつまりそれら一つひとつの出来事から見事生還できるかということなんですが、そのほとんどがニコラスの命に危険が及ぶものとなっている。
だから、ニコラスもゲームを主催したCSRに乗り込んだりするのですが、そこはすでにモヌケノ空。
弟に話を聞こうにも意味不明なことを言ってあげく行方不明になったり。
怒涛のように展開される不条理ワールドに見ている方もハラハラドキドキですよ。
いったい何が起こってんだと。
黒幕は誰なのか?
なぜニコラスの命をゲームと称して奪おうとするのか?
また、弟の意味深な発言の真意や各所で出てくる脇役陣の妙に気になる仕草や表情がラストへの締めくくりに大いなる期待を抱かせます。
しかし、この物語の落ちは僕たちが抱くその期待をはるかに超えたところに着地します。
正確には次元が異なる場所への着地といった方がよいかもしれません。
それだけこの作品の真相には物語自体を根底から破壊してしまうものがあるんです。
良い意味で。
この締めくくり方はまさに賛否あるだろうと思います。
ともすれば反則技ギリギリで、いわば夢落ちに通じるところもあったりする。
だけど、全ての出来事はあくまで現実世界で起こったもので何でもありの夢の世界ではありません。
僕はデビッド・フィンチャーの不条理なワールドを表現しきったという点でこの落ちは正当に評価されるべきだと考えています。
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