痩せゆく男
痩せゆく男
スティーブン・キング原作のB級ホラー映画。
ジプシーに呪いをかけられて徐々に痩せていく男の恐怖が実にリアルに描かれています。
特殊メイクで表現されたこけた頬、ひょろひょろの体は必見です。
肥満に悩む弁護士ビリー。
ある夜に不注意でジプシーの老女をひき殺してしまう。
判事や警察署長のもみ消しなどもあって無実となるも、怒った一族の長がビリーに呪いをかける。
その日からビリーの体は徐々に痩せこけていくのだが・・・。
どれだけ食べても体重がどんどん減っていく。
呪いとも知らず、不思議と減っていく体重に一喜一憂するビリー。
しかし、さすがに140キロあった体重が一週間で20キロ近くも落ちてしまった現実にようやく異様な状況にあることに気付き始めます。
判事のもとへ尋ねると、彼もジプシーに呪いをかけられていた。
トカゲのように皮膚がカサカサになって、今は入院しているのだ、と奥さんは言う。
直接判事が姿を表すことはないですが、ビリーの夢の中でちょこっとだけ登場した彼は、やはりトカゲのように変形していました。
警察署長も同様、ジプシーの呪いにやられ、重い皮膚病を患い自殺してしまいます。
周囲がジプシーの呪いにより死んでいく中、ビリーはジプシーの族長に呪いを解かせようと彼らの居場所を探し始めます。
ようやく見つけたジプシーの集落で族長に呪いの解除を懇願するも、彼らの怒りは想像を絶するもので、ビリーの言うことなど聞く耳を持ちません。
そこからビリー対ジプシーの血で血を洗う抗争劇が始まるのです。
ビリーは以前の裁判で窮地を救ったギャングを味方につけ、実力行使でジプシーに呪いを解かせようとします。
対し、ジプシーはギャングの手下を血祭りに上げ、その死体をビリーの元に送る。
前半のホラー的展開に、後半はアクション性がプラスαされ、まさに血みどろの復讐劇となっていきます。
最終的な決着がどうなったかは見てのお楽しみですが、憎悪と憎悪が繰り出す果てなき抗争は結果的には何も生み出すものなく、むしろ悲惨な結末がまっているだけなんだなぁ、としみじみと感じてしまいました。
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