童貞放浪記

童貞放浪記

30歳にもなって未だ童貞の大学講師がその現状を憂い、またその喪失を望む物語。
主演は、「リアリズムの宿」で不思議な若者を演じた山本浩司。
彼は不思議なオーラをまとった役者さんですね。
冴えない表情、華のない佇まいが逆にユーモアとして浮き立って、妙な空間を演出しています。

「リアリズムの宿」でもその存在感は異質でしたが、この作品でもそれは健在。
いやむしろ、その奥深さの質は向上していて、彼の演技を見るだけでもお金を払う価値はありますね。

ストーリー的には女性にはもしかしたら、なかなか共感を得にくい物語かもしれません。
プライドの生き物である男性にしてみたら、３０歳にもなって童貞を喪失できていない現状は、ひどく耐え難いものであるでしょう。

だからこそ、奇跡的に美人な女性と良い仲になり、遂にはセックスに望む段になった時の彼の焦りは、すごく良くわかります。
思えば、僕も昔そのような焦りとは無縁ではありませんでしたし、無論他の男性諸氏も経験してきたことだろうと思います。

多くの人に勧められる映画というわけではないですが、山本浩司のファン、もしくは童貞喪失に思いをはせる男性にしてみたら、この作品はすこぶる傑作の部類に入る映画になることでしょう。

「Hulu（フールー）」は、月額たった980円で映画やドラマが見放題になるサービス。
月に何本も映画を観るなら、レンタルよりもダンゼンお得になっています。

マルチデバイス対応なので、パソコンはもちろん、スマートフォンからでも視聴可能。
今なら、無料お試し期間アリ。

　　　　　▼▼▼▼▼ 詳細はこちら！ ▼▼▼▼▼

• 阪急電車
• バーレスク
• 童貞放浪記
• カイジ
• キャタピラー
• ロシアン・ルーレット
• ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男
• わたしを離さないで
• ブルーバレンタイン