ロシアン・ルーレット
ロシアン・ルーレット
2010年のリメイク作品。
オリジナルは、同監督ゲラ・バブルアニ監督の「13/ザメッティ」です。
役者以外はほぼ完全に似せて作っているので、新鮮味はありませんが、死と隣り合わせの緊迫を表情に巧みに躍らせていた点、リメイク作のこちらに軍配があります。
青年ヴィンス(サム・ライリー)は、父親の入院費支払いのため、大金調達の必要に迫られていた。
ある家である仕事を行えば、一気に大金を手に入れることができると聞いたヴィンスは、麻薬の乱用で死んでしまった家主に代わり、その仕事を行うことに。
向かった先でヴィンスは人の命を弄び賭けに興じる資産家たちの主催する死のロシアン・ルーレットに参加することになる。
二十人程度が輪になり、1発だけ実弾を込めた鉄砲を相手の後頭部に当てて、天井のライトが点灯したら打つ。
この流れが永遠90分近く続きます。
確かにサム・ライリーの熱演もあいまって、その緊迫感たるや尋常じゃありません。
込められた一発が自分の脳みそをぶち抜かれるかと想像するだけで、生きた心地はしないでしょう。
だけど、さすがにこれがルーティン化されてくると、決まった流れは緊迫から退屈へとその名を変えていきます。
お話の流れ上、そもそも主人公は死なないと分かっているわけですから、なおのこと。
死のゲームをモチーフにしたこの種の作品では、主人公=死ぬことはない、ということは、かなり足かせになっているような気もします。
オリジナルは全員無名の役者さんでしたが、こちらの作品では割と著名なハリウッド俳優が起用されています。
ミッキー・ロークや、ジェイソン・ステイサムなどなかなかな面子。
しかし、あまりそれが活かされているとも思えず、全体的に今一歩な印象でした。
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