モールス

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モールス [DVD]
モールス


スウェーデン映画としては異例のヒットを記録した「ぼくのエリ 200歳の少女」をリメイクしたもの。
ヴァンパイアと少年のはかない恋を描いたオリジナルに忠実にしたがっているのか、シュチュエーション、セリフ、動きにかなり似かよったシーンが多発します。

学校でいじめにあっているオーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、大木に向かってナイフを突き刺す行為を通し、自身の抑圧された憎悪を解消していた。
そんなオーウェンにアビー(クロエ・グレース・モレッツ)と名乗る少女が声をかける。
謎めいたアビーにオーウェンは恋心を抱くも、彼と彼女の間には決して超えられない大きな壁が立ちはだかっていた。
アビーは血を見ると豹変するバンパイアなのであった。

特筆すべきは、アビーを演じたクロエ・グレース・モレッツの存在感でしょう。
彼女は前作「キック・アス」で、一躍スターダムにのし上がった女優さんですが、前作からまだ2年ほどしか経っていないのに、何なんでしょ、あの妖艶で大人びた魅力は。

意志の強いその視線、チャーミングな口元、風になびくその麗しき髪質。
それらの要素はすでに子供のそれではなく、一人の成熟した女性としての武器として通用しますよね。
聞くと彼女はまだ14歳。
当然、あらゆる要素が発展途上なわけで、いやはや実に末恐ろしい子役女優さんが現れたものです。

今のところ、個人的にはエル・ファニングが断トツで子役界を牛耳る実力者だと思っていますが、今後の彼女の方向性、使われ方次第では、クロエが女王になる可能性も十二分に考えられます。

「モールス」を見られる方は、悲しみと憂いに満ちたストーリー以外にもクロエの魅力にぜひ注目してみてくださいね。

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