ザ・ファイター
ザ・ファイター
プロボクサーのミッキー・ウォードとディッキー・エクルンドについて描いた伝記もの作品。
主演を強めたクリスチャン・ベールは、アカデミー賞の助演男優賞の栄冠を手にしています。
見る前は、それほど乗り気じゃありませんでした。
ミッキー・ウォードとディッキー・エクルンドって聞いても「え?それ誰?」ってなレベルで、そんな僕がこの映画見たところで絶対乗れるわけないと思っていました。
ところが、結果的には割と楽しめてみれました。
別に彼らの人生にさほど興味はないし、ストーリーもそれほど浮き立つ熱はなく、終始淡々とした作り。
でも、この作品は客を魅了する。
特に、やはりというかクリス・チャンベールの存在が大きいですね。
見事なまでのなで肩と、およそ元ボクサーとは思えないほどに病的で弱々しい肢体。
神経質に目をぎょろつかせた彼の異様な演技に、僕は終始釘付けになってしまった。
あまりの変わり様。
傑作「ダークナイト」のマッチョのムキムキボディが強烈に記憶に焼き付いていたので、その落差に唖然。
最初、出てきたときは、「このおっさんは誰が演じているのか?」と分からなかったほどに、その印象、姿、形は変わってしまってたのです。
思えば、体重を35キロ近くにまで落とした、まさに骨と皮だけになって演じた「マシニスト」の時も同様の感慨を覚えた記憶があります。
「サラマンダー」の時とのあまりの落差が、クリスチャン・ベールという男の演技にかける熱い哲学をひしひし感じさせた。
この映画は、クリスチャン・ベールありきの作品でしょう。
助演という立場ですが、主役のマーク・ウォールバーグを完全に喰ってしまってます。
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