ウォールストリート
ウォールストリート
ある日、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)が勤める会社の株が大量にカラ売りされる。
それにより会社は倒産、また直近の上司も自殺してしまう。
カラ売りをしかけた会社に復讐を誓った彼は、昔ウォール街で名を馳せたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に近づきアドバイスを求める。
1987年に封切されたオリバー・ストーン監督作「ウォール街」の続編にあたる作品。
主演は同じくマイケル・ダグラスで、監督もオリバー・ストーンが務めている。
一作目は未見だが、その題名からしても、おそらくかなりの金融ディティールが詰め込まれているに違いない、と見る前は相当に興奮した。
だが、見てびっくり。
描かれるは金を介在した男たちの熱い泥臭い物語ではなく、鮮やかなディールテクニックでもなく、かなりの割合をさいて老いたゴードン・ゲッコーの悲惨な姿が映し出されるだけ。
過去の栄光にすがり、虚栄心を満たそうと必死のさま、さらには娘にも愛想をつかされた彼の姿は、外見だけは煌びやかだけど、中身がすっからかんのただのおじいちゃんでしかない。
さらに、ジェイコブの行動にも疑問で一杯だ。
彼のやっていることは、もはや犯罪。
さかんにデマを流して他社の株価を下げようと画策する。
1回だけならまだいい。
しかし、それが2回3回と続くというのだから開いた口がふさがらない。
プロの証券マンなら誰でも出来るダーティーな行動をとるのではなく、熟練したディールテクニックを見せて欲しかった。
というか、彼は風説の流布で逮捕されるべきじゃないのか。
とにかく、この映画は何を魅せたかったかさっぱりわからなかった。
一作目「ウォール街」は、それなりに好評を博した作品だったようだけれども、2作目と似たような筋を追っているようならあまり期待はできない。
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