マチェーテ
マチェーテ
元々「グラインドハウス」という映画の予告編で流れていたものです。
あまりに出来のよい予告編だったことと、これを見た本作の主人公であるダニー・トレホがぜひとも映画化してくれと頼んだことなどが重なり、本作が作られました。
ダニー・トレホと言えばロバートロドリゲス組の常連。
今まで脇役ばかり演じていた彼の初主演作品としても脚光を浴びました。
麻薬王トーレス(スティーブン・セガール)と衝突したがため、妻と娘を殺されてしまった。
マチェーテ(ダニー・トレホ)は失意の中、日雇労働でその日暮らしを送っていた。
そんなある日、ブースという男から有名議員暗殺の依頼をマチェーテは受けるのだが・・・。
演じるダニー・トレホの顔は、どこからどう見ても悪人です。
しかし、この映画では元麻薬捜査官の顔を持ち、悪を嫌い正義を貫徹する姿を見せる。
とはいえ、どこをどう切り取ってもその貫徹の仕方は残忍極まりないですが。
敵の腕を切ったり、腹を割いたりと、スプラッター色が強い割に、軽快な音楽とノリの良さで笑える要素が多く不快な気持ちにはなりません。
むしろ腹を割いて腸を引きずり出し、それをロープ代わりにして高層から下へ降りるなど、よもや狙っているとしか思えないやりすぎな笑いが終始この作品を飾っています。
ストーリーはそれなりに工夫されていますが、そのお話にそれほどインパクトをあまり感じなかったのはこの意識した過度な笑いに注目してしまうからでしょう。
誰がどうなったとか、どうでもいいからとにかくダニー・トレホの巨体が生み出すパワフルで非現実的な笑いを期待してしまう。
病み付きになりますよ、この笑い。
この作品を見ていると楽しくやりたいように演じているダニー・トレホがよもや御年67歳などと誰が思えるだろう。
全然おじいちゃんに見えません。
また、今まで無敵のヒーローを演じ続けてきたスティーブン・セガールが麻薬王としてあまり見ることもない悪役を演じているところも注目です。
お得に映画を観る方法!
「Hulu(フールー)」は、月額たった980円で映画やドラマが見放題になるサービス。
月に何本も映画を観るなら、レンタルよりもダンゼンお得になっています。
マルチデバイス対応なので、パソコンはもちろん、スマートフォンからでも視聴可能。
今なら、無料お試し期間アリ。
▼▼▼▼▼ 詳細はこちら! ▼▼▼▼▼