リアリズムの宿
リアリズムの宿
共通の知人船木(山本剛史)を持つ木下(山本浩司)と坪井(長塚圭史)。
予定の時刻を過ぎても現れない舟木を待つことなく宿泊予定の旅館へと向かう。
緩い展開のロードムービーです。
木下と坪井の向かう先々でちょっとした珍事が起きるのですが、そのどれもが日常の機微をついたクスッと笑える内容のもの。
例えば釣りをしていたら急に変なインド人に話しかけられたり、さびれた旅館のお風呂が想像以上に汚かったり、寝ている間にイタズラな子供が顔に落書きしたり。
そのどれもが単発で見せられる限りは特に笑えるものではありません。
しかし、一貫してこの映画が発している独特の間と空気がしょーもない笑いをシュールでユーモラスな品のある笑いへと昇華させています。
また演者の山本演じる木下と長塚演じる坪井のすっとぼけていて、いやに真面目なキャラ設定がその傾向を助長させていて、不可思議なワールドへ僕たちを一気に誘い込みます。
大笑いできるような作品ではありませんし、下ネタによる笑いもありません。
空気は実に静かで実にエレガント。
しかし、その中で放たれる笑いは空気とのギャップも相まって浮き出た面白さがあります。
くすっと笑いたい方はこの作品をご堪能ください。
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