TO 楕円軌道
TO 楕円軌道
「アップルシード」や「ベクシル」などの代表作を持つ、曽利文彦監督によるライブアニメという手法を用いて作られたOVAです。
当作品と「TO 〜共生惑星〜」の2巻が、2009年同時にDVDでレンタル開始。
評判が良かったため、後にTOHOシネマで1夜限りの劇場公開もなされています。
宇宙ステーション・通称「ミッドナイトバズーカ」は、月面基地に向けて物資搬出作業を行っている基地。
そこのリーダーであるダンに15年ぶりに貨物船「フライングダッチマン」が寄港するとの知らせが入る。
苦々しい表情を浮かべるダン。
フライングダッチマンの艦長であるマリアとの過去が彼の脳裏をよぎっていた。
2編同時にレンタル開始された「TO」。
当作は、そのPART1に当たるお話。
しかし、PART1だからといって、PART2の共生惑星とは何のつながりもありません。
一話完結型となっていますので、PART1のみの視聴でも十分楽しめます。
PART1の特徴としては、ライブアニメによって創生されたミッドナイトバズーカの素晴らしさと、ラストのタネ明かしの2つに集約されているといっていいでしょう。
ミッドナイトバズーカを360度なめるように描写するショットは、曽利監督の並々ならぬ愛情を感じますね。
圧倒的な迫力を持つその姿に、世界的レベルの技術を堪能できます。
ラストの種明かしは、15年を1周期としてミッドナイトバズーカへと帰還するフライングダッチマンのルーティンと関連しています。
13年をコールドスリープで、残り2年を実労働に費やす艦長マリア。
彼女とダンの関係性が明かされるとき、「思わずそうきたか!」と、驚いてしまう人は多数おられることでしょう。
アクション面はそれほどキレがあるとは思いませんが、造形の素晴らしさとラストの種明かしに興味がある方はぜひご覧ください。
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