東京島

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東京島 [DVD]
東京島


桐野夏生の原作の映画化。
見る前の印象としては、「バトルロワイアル」のように島にいる20数名が入り乱れてのサバイバルゲーム的な物語を予想していましたが、全く違ってました。

世界一周旅行に旅立った清子(木村多江)と夫の隆。
しかし、嵐に見舞われ、船は難破、漂流の末、無人島に流れ着く。
島には清子と隆の他に20数名の男がいた。

清子が無人島で生活を始めてほどなくして、夫が清子により殺されます。
なにやらインパクトのある出だしで心が湧き立ちますね。
これから血を血で洗う惨劇がこの島で繰り広げられることを暗示するかのような出だしじゃありませんか。

しかし、予想は外れます。
残念ながら「バトルロワイアル」的な様相は全く起こりません。
更に言うなら「キングコング」のような未知の巨大生物が人に襲い掛かってくるということもありません。

2時間数分の上映時間繰り広げられるのは、女一人と男20数名ののんきで平和な日常。
それ以上でも以下でもありません。
別に男が女を巡って争いを起こすということもない。
日本人vs中国人のバトルが繰り広げられるということもない。
まさに彼らの暮らしを神の視点に立って眺め続ける、ただそれだけの非常に退屈な作品なのです。

たぶん、僕と同様の感覚を持つ方は多いでしょう。
救いといえば木村多江のすっぴんであっても妖艶な美貌を拝めるのと、亀の甲羅を背負った窪塚の亀仙人的な容貌を眺めることが出来るくらい。
かなりの退屈は必至ですので、お気を付けください。

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トンデモ映画の批評